ラボ(研究所)での分析
資料の整理と保存
考古学者の仕事は、発掘が終わったらおしまいではありません。実は、そこからが本当のスタートなのです。
資料の整理や保存といった、発掘したものを研究するためのすべてのプロセスについては、以下のリンクから詳しくご覧いただけます。
遺物・自然遺物・建造物・遺構の分析
発掘で得られた資料の整理が終わると、次はいよいよ分析のステップに進みます。それぞれの資料は、プロジェクトに参加している様々な分野の専門家が、それぞれの専門的な手法を用いて分析します。
そうすることで、研究者ごとに異なる視点から過去の姿を浮き彫りにすることができます。これらの分析結果を組み合わせることで、この遺跡の歴史を多角的に復元することが可能になります。私たちは、多様な分析から得られた物語を積み重ねることで、古代都市テオティワカンの住民についてより深く知りたいと考えています。
さまざまな考古資料や情報の分析方法について詳しく知りたい方は、以下の専用セクションをご覧ください。
分析された遺物の中には、図面を作成するために選ばれるものもあります。
その工程についての詳細は、「図面の描き方:考古学編」の記事で詳しく学ぶことができます。
年代学:遺跡の年代をどうやって特定するのか?
考古資料を使って過去の物語を復元するだけでなく、「その遺跡にいつ人が住んでいたのか」を判断する必要があります。遺跡ごとの年代や、ときには発掘記録の中の特定の出来事の時期を特定することは、遺跡内や遺跡間の「編年(時系列の並び)」を組み立てる上で非常に重要です。
年代測定の技術には、大きく分けて「相対年代」と「絶対年代」の2種類があります。
- 相対年代:
歴史的な出来事が起きた「順番」についての情報を提供しますが、具体的な数値としての年代(西暦など)は分かりません(例:A層はB層よりも新しい、など)。 - 絶対年代:
誤差の範囲を含めた「おおよその数値(日付)」を提供します(例:A層は西暦100年±50年のものである、など)。
考古学では、これら両方の年代測定技術を組み合わせることで、遺跡の時期やそこで起きた出来事の年代を裏付けています。
これらの技術について詳しく知りたい方は、以下のリンクをクリックしてください。









